2016年08月18日

カナダ 〜ペニー〜

プリンスジョージより更に車で3時間かかるダリルの家族の故郷、ペニーへ行ってきました。

ペニーは、現在人口9名。一時期は1名となった、ほぼゴーストタウンです。かつてはスカンジナビア移民で栄えた村です。
ダリルの曽祖父ビクターがノルウェーからタイタニック号に乗り遅れ、次の船でアメリカ大陸に渡り、その後カナダのこの地で落ち着きました。タイタニックに乗ってたら、ダリルの家系は途絶えてたかも。

このビクターさん、とてもハンディな方で、家も自分で建て、木工も得意としていました。未だにダリルの家族の家はビクターさんとその息子(ダリルのおじいさん)のアーニの手作りの家具でいっぱいです。


舗装もされていない道をひたすらドライブする事2時間。
途中で熊や鹿が道に出てきます。


そして、ペニーに到着。
ビクターの建てた家が未だに残っています。小さくて可愛いお家。


家の中には、若くして亡くなったビクターの奥さん、そして家族の写真でいっぱい。ダリルの写真もあります。見つけられるかな?



ビクターの掘った井戸もまだまだ使えます。


この大自然の中で育ったダリルの家族とホットドッグランチ。


道端には自然に出来たブルーベリーやハックルベリーがわんさかあります。


昔は麦畑だったという草原はとっても綺麗。ダリルの叔父さんが、先日熊ぐらいの大きさの狼を2頭見たとの事。この草原を4秒ほどで駆け抜けて行ったそうです。

この時点で、私はここにいるのが怖くなりました。行きに熊にも遭遇していたし、ダリルは子供の頃、ここで散歩するにもライフルを持って歩いていたそう。去年、ダリルパパも大きなムースに襲われたばかり。子供を連れていたし、気が気じゃありませんでした。そんな私の心配余所に、野生児一家は平気平気と呑気なもの。

茂みを抜けると、とても綺麗な湖が。村の水源でもあり、子供達は夏はここで泳ぎ、冬はアイススケートをして遊んでいたそうです。


かつて200名程が暮らしていたこの地は、今となってはほどんど人の暮らしていた形跡は残ってなく、自然の力は凄いなと思いました。
唯一残っている建物。この看板はダリルパパが作ったそうです。


もう使われていない郵便局。



ビクターの建てた他のお家も残っていました。


当時は中学校まではあったらしく、ダリルパパは高校生になるとアーニの操縦する飛行機で一番近い町、プリンスジョージの高校に通っていたそうです。飛行機通学って初めて聞きました。


ペニー、遠すぎてなかなか行ける場所ではないけれど、こんなに綺麗な場所に来れ、家族の歴史も知る事も出来て、とてもよかったです。


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