2015年02月09日

命を頂く

命を頂いてきました。




鹿肉の解体の生々しい写真があります。
苦手な方はこの先読まないようにしてください。





エンジニアでありながら、猟師でもあるという独身時代からのちょっと面白いお友達に誘われ、地元の山へ鹿の解体&お食事を頂きに行ってきました。


スーパーで売られている切り身では、その肉が動物のものだと、そこにあった命をなかなか実感できない事に、ずっと疑問を抱いていました。
私自身も魚など頭のついたものは苦手だし、感謝祭やクリスマスには必ず七面鳥料理をするけれど、触る事が出来ずにダリルにお願いしている始末。
子供達には、「生きることは殺すこと」、尊敬を示すことを教えたかった。



猟師さんが駆除する害獣のほとんどは消費される事なく、年間数百頭が土の中に埋められてしまうそうです。
鹿のお肉は臭みが強いイメージですが、下処理さえしっかりすれば、本当に美味しい。
心臓がまだ動いているうちに(意識はもうないが心臓は動き続けているらしい)5分以内には血抜きをするのが、肉の味を決めるそうです。
今回解体したお肉はすべてしっかり下処理をされたもの。



今回の鹿は富士山から6頭。富士山の鹿は餌がいいので美味しいそうです。


足首にナイフを入れ、そこから皮をはがしていきます。







5歳の娘も2頭目を挑戦。この位の年齢だと先入観がなく、自然と受け入れられるようです。




その場でお肉もさばいていきます。


調味料を一切つけずに焼いただけの鹿肉。柔らかく甘みがあってこのままで十分美味しい。


スモークした鹿肉。これをわさび醤油でいただきます。本当に本当に美味しい。

この他にも、鹿カツ、鹿カレー、いのししシチュー、を頂きました。
肉の部位によって適切な調理法があり、猟師さんが上手にお料理してくれました。


お土産に頂いた鹿肉。お友達を呼んでみんなでいただきました。




自分の手で動物を解体してみて、思っていたものとは違いました。
最初は怖いかなと思ったけれど、そういった感覚は一切なく、食べ物としてみていました。
それなのに、実際にその肉を口にいれると、鹿の体が頭の中に浮かんできました。
それは、感謝とかという大袈裟な感情ではなく、ただ食べながら思い浮かぶ。
スーパーのお肉を食べながら、レストランで食べるお肉を食べながら、その動物を想像した事ってなかった。
自然と命を頂いた感覚を覚えました。

5歳の娘は「鹿さん何だか可哀想だったね。でも美味しかったね。」と言ってました。
まさにこれだ!と思いました。こういった事を感じて欲しかった。
食される命がある。大切な命をいただきます。



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