小学校・中学校 英語の状況

hako*

2023年08月30日 19:42

提携先の学習塾i-cube塾長と中学以降からの英語学習についての現状を伺いました。
これらの内容を踏まえ、10月より文法英検対策クラスを開設します。まずはご一読ください。



2021年度から中学校英語の教科書が改定され、その内容が超難化しています。特に中1の1学期テストから大苦戦する生徒が多くいます。入学早々、苦手意識がついてしまい、そのままわからない連鎖に陥ってしまう子は少なくありません。

原因① 語彙数の大幅アップ
2020年度からの小学校の英語必修化に伴い、2021年度から中学校で覚える語彙数が大幅に増えています。小学校で基本語句を習得していることを前提としていることに加え、中学校で習得すべき語彙数も約1.5倍に増えています。

原因② 会話ベース内容による弊害
教科書の改定によって、文法ベースの内容から会話ベースの内容に変わっています。ただし、筆記で行う定期テストとなると、結局文法が理解できていないと答えられない内容になってしまいます。そのため、生徒たちにとっては余計難しくなっています。特に中一英語の最初から、一般動詞・be動詞• canを使った文が混ざって使われているため、Are youなのかDo youなのかCan youなのか、適切に使い分けできない生徒が多発しています。

原因③ 文法の難化
原因②に加え、文法内容も上の学年から降りてきたり、高校内容から降りてきたりしています。基礎が身に付く前から、複雑な表現を習得せざるを得ないため、苦手な子にとっては余計苦戦する原因となってしまいます。


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対策① Phonics(フォニックス)の練習
単語を習得するためには、発音する→意味を覚える→スペリングを覚えるの順で練習する必要があります。
既にダリルの英会話のクラスでは発音の基本となるフォニックスは学習しているので、本スクール生は初めて見た英単語でも、発音ができています。またリスニングについてもかなりの力がついています。


対策② 文法の理解
外国語のなかで英語は、特に日本語と文法が大きく異なる言語です。正しく言語を扱うには、英語の『感覚』と『理解』の情報を身に付けることが不可欠です。理解と言う点において、文法は非常に重要な学習分野になります。対面のコミュニケーションでは、手振り、身振りで伝えたり、単語の羅列するだけでも伝わるでしょう。しかし、知識、考えを紙上で表現しなければならない筆記試験では、文法的に正しい英文でなければ評価を受けられません。また文法学習することで、感覚的に身に付けた英語力の定着や更なる上達につながっていくことが確認されています。



文法&英検対策クラスでは、既に英会話で身につけた発音、語彙力、リスニング力に加え、文法を日本語で解説していきます。既に英語の感覚を身につけている本スクール生は文法を学ぶ事で理解が深まる事になり、中学英語もスムーズに取り組めると思います。また希望者は英検取得も目指していきます。


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